診断書発行は、原則的に、初診ではいたしまません。頸肩腕症候群は画
像検査・血液検査などで即断できるものではなく、また、就労について
の見通し(就労不可、要休業など)は、治療を進めても難治であるかな
ども判断基準となります。
医療全体にある、誤解として、整形外科的には診断がつかないけど、く
び肩腕の慢性疼痛を「頸肩腕症候群」として(その他のゴミ箱的に)、
言ってしまう傾向があります。それは同時に、治療方法がない、治らな
い、休むしかない、などの消極的な解釈・方針につながります。
当院では、低出力レーザー光治療を中心に、積極的に治すことを目指し
ており、集中的な通院・加療でほぼ治癒できると、近年の実績から考え
ています。クスリでの改善はさほど期待できません。
【退職について】
安静・休息も重要な条件ですが、原則的に病気休業や退職は最初はお勧
めしません。理由は以下です。
�〇纏�の過重な負担が原因でなったという思いがあるので、休めば治る
と考え、休んだり、仕事を辞めたりするひとが多いのですが、休んだだ
けでは、その間辛い状態から少し避難できるだけで、活動を再開してみ
ると良くなってないことに気づき、絶望的になることが少なくないから
。
�∋纏�を続けながらも当院で治療してみると、期待以上に改善が進むケ
ースが多い。
�8什澆了纏�・生活・諸活動は、多くは、やめるのは簡単でも、元に戻
すのは困難である。
�ど袖さ拔函雰鮃�保険の傷病手当を受給。会社によってはある期間まで
は休業扱いしない)は、数週間を越えると、さらに長くなるほど、復帰
の際のハードルが高くなり決断しにくくなります。職場での評価も下が
ったりします。
【スジ論として】
退職に際して診断書を必要とするなんてことはありません。また診断書
だけ欲しい場合は、「頸肩腕症候群」と診断した医療機関に求めるのが
早いでしょう。
職場には、「労働安全管理責任者」が居て、過重な負担で身体的なトラ
ブルが起きないように義務づけられています。一般に管理職の仕事の重
要な部分です。相談するなら負担の軽減(一時的にでも。当面、時間外
・休日勤務をしない。)を求めてみることが、最初にあるべきです。
なお、そうしたことを言いにくい、煩わしい、抑うつ気味でそのような
エネルギーがない、ということが多いようです。同僚、友人、労働組合
などの助力も要るかと思います。
当面まずは簡単に治るかもしれないことを期待し受診してみるだけでも
いいかも知れません。
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