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「動悸・息苦しさ・胃もたれ」他は、多分治ります No.[1081]
投稿者:芝大門クリニック・渡辺譲二 投稿時間:2016/12/22 [木曜日] 01:41:43
動悸、息苦しさ、吐き気、胸焼け感、わきのしびれ、膝、大腿の症状な
どを一連のづながりで持つという状態は、わりと良くあり、当院では多
数の治療経験があります。
診察しないとわからない面もあるし、さらには数回以上の治療を経て・
改善できて、やっとこちらの見立てが実証されるものですが、ご質問文
からの印象としては、「何か得体の知れない怖い病気」ではなく、広範
囲の身体疼痛とその随伴症状かとおもいます。
身体のこり・疼痛の本態はリンパ循環の局所的うっ滞であると、私は考
えています。くび、鎖骨周囲から前胸部から腹部にかけて、それも特に
左半身に起きると、胃腸・心臓・呼吸器の症状がおきがちです。それら
は内視鏡などの諸検査では(特に初期のうちは)異常が見つからず、他
の医療機関では心因性と見なされてしまうものです。表層のリンパ循環
鬱滞やその結果おきる硬いすじ状の腫れ・疼痛があるため、胃・心臓・
肺など活発に動くべき臓器が抑えこまれてしまう(あるいは臓器の動き
が身体の疼痛を悪化させそうになるので反射的に臓器の活動が抑制され
る)と考えられます。ただしそれは私の、「とんでも」仮説の段階であ
り、現在の医学は逆に、臓器の病気があると、体表にも「連関痛」がお
きることがありますという、論理ではなく、「そういうものです」とい
う、苦しまぎれの珍説明をしています。
動揺感(ふわふわ感)は、後頚部のつよいこりで起きるものです。脱力
感・全身疲労・倦怠感、違和感などは、広範囲の疼痛から起きます。ま
た、それらが、改善しない、ずっと続きそう、悪化しそうということか
ら当然、不安、怖さなどがつのり、「抑うつ」にもなります。



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