仕事の状況（環境・条件）、経過、現在の症状などからすると「頸肩腕
症候群」の可能性が大きいと思われます。診察した上での診断が基本で
すが。なお、症状の範囲は上肢・肩・くびにとどまらず、頭痛（眼の奥
の症状）・腰痛・全身疲労・倦怠感・抑うつなどの症状も併せ持つこと
は、少なくありません。他にも、耳（耳閉感、耳鳴り）、背中、下肢の
疼痛もあります。
�，泙困呂靴个蕕�は治療（当院では低出力レーザー光が主）で改善する
ことを期待して、受診・通院されたらどうでしょう。どれくらいかかる
かは「やってみないとわからない」のですが、必ず治ります。5回ほどで
きるだけ間を詰めての治療をお勧めしています。多くのケースでは、改
善の傾向が見えてきて、治療方針・方向性に納得できる状態を期待でき
ます。
�△�びの画像検査（MRI）は、後回しで良いと思われます。理由は、正常
成人2/3に異常所見（椎間板ヘルニアなど）があり、それがみつかっても
今の症状の原因であるかどうか不明であり、外科的治療は近年あまり勧
められないことから、実際的意義が少ないからです。�，魴兮海靴討皺�
善の兆しがなければ、検査してみるくらいが妥当です。
��職場環境・条件は悪いようですが、それへの対策は簡単ではありませ
ん。休業は、それだけでは症状改善にはならず、復職のタイミング、判
断が難しいなどの困難があります。労災に該当する可能性もありますが
、認定可能性の低さ、申請手続きの物理的・精神的負担の大きさなども
あり、すぐにとりかからなくても良いと思います。
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