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「ALS懸念」の実際的対応 No.[1232]
投稿者:芝大門クリニック・渡辺譲二 投稿時間:2019/12/16 [月曜日] 00:41:55
ALSはきわめて稀な病気で、また若いひと、女性には少ないとされていま
す。
初期には大病院でどんな検査をしても、確定診断はつけられず、また絶
対の否定も困難です。神経内科の対応は、検査をして(あるいはせずに
)、まったく心配ありませんと言うか、念のため定期的に来てください
と言うかです。
残念ながら、有効な治療も無く、相当に悪化してからやっと確定診断が
つくものです。
筋肉ぴくぴく(=「筋線維束収縮」)は、あるいはそう本人が思っている
症状は、ALSを疑う根拠にはなりません。
肩こりや、痛み、重苦しさなどを強く感じる、(むしろそちらが症状と
して目立つ)ことは、ALSではあまり無いことです。痛みが前面に目立つ
、あるいは治療継続の途中からむしろ痛みが出てきた場合は、「痛み、
上等!」と、良いサインだと私は説明しています。もちろんその痛みも、
治療で解決できます。

また、筋肉の萎縮や力が入らないなどの症状は、当方が扱う、過労性慢
性疼痛疾患(頸肩腕症候群、慢性腰痛)のよくある症状です。痛みより
もそちらが目立つタイプも少なくありません。

当院では、これまで2、3人の方で、来られなくなり、おそらくALSだった
のだろうと推測される患者さんがおられました。いずれも中高年男性で
す。その数倍以上の方が、当院の治療で改善またはその方向が実感でき
納得されて、治療終了となりました。残るコリ・疼痛の治療またはメン
テナンス目的で定期的に通院されている方々も。萎縮は目立たず、進行
もせず、しかし数回の治療では、「脱力・力が入らない」のまま、中断
された方もおられます。

当院でできるのは、「ALSである/無し」の診断ではなく(現時点では
どこの誰もできない)、/回以上の治療により症状の改善(部分的に
でも)をみて、「ほらね、やっぱり違ってましたね」と結果で示すこと
、可能ならばもっと通院して、生活・仕事にほぼ問題ないくらいまで
改善することです。



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