診療相談(くび肩.net) 「投稿の注意」@ホームも見てください


[返信する記事] 削除パスワード:
心配、不安を振り払う方法 No.[1236]
投稿者:芝大門クリニック・渡辺譲二 投稿時間:2019/12/30 [月曜日] 21:16:38
年末の忙しさで、回答が遅れました。済みません。
ALSは絶対違うと否定することは困難です。まぎれも無くALSだと確定診
断できるのは、相当悪くなってからであり、残念ながら診断しても有効
な治療がないので、「もっと早く手を打てば良かったと後悔する」こと
もありません。
当サイトでたびたび述べ、ごく最近(No.[1232])も説明しました。
テレビ・雑誌などは、取り扱う話題が無いのか、ことさら「怖い病気」
をとりあげ不安をあおります。チェックリストは、どんなひとも少し不
調を感じていれば、当てはまるものです。
現代の医療機関のほとんどは、多くのひとが抱える、痛み、だるさ、不
快感、などを真正面から解決することをしていません、できません。す
るのは「怖い病気でないか念のために検査。対症療法的なクスリの処方
」です。それが診療報酬を稼ぐ方法だし、皆おなじようにやってるし、
政府・厚労省の政策下で、そのように誘導されてもいるからです。

20代男性は、身体的には、万能感をもち、何でもできる、相当に無理が
きくと思っていることが多く、周囲の大人が心配したり、後に振り返っ
てやり過ぎを後悔したりするものです。そうなっていない自分に焦りを
感じ、健康に不安をもったりしているのは、漠然とした不調・不全感が
あるのかも知れません。
診察でひとめ見て、「ALSなんかであるはずがない」と笑い飛ばすことは
簡単ですが、不安をぬぐいさることはできません。他方、現代の大袈裟
そうな検査でも、問題無いことを確証できないのに、検査で異常なしな
のに不安を感じつづけるのは「心の病」とされその方向にもっていかれ
るのもどうかと思います。
現在の自分にとっての問題点を、身体的、精神的、環境・条件など整理
してみてください。「腕のだるさ」がカギならば、当院で治療できます
。ぴくつきは、時間がかかるかも知れませんが、多分改善できます。身
体症状が少しでも改善し始めると、気持ち的には驚くほど前向きになる
こともあります。



お名前:
メール:
URL:
タイトル:
コメント:
削除パスワード:半角英数4文字以上
文字色: