仮説:（実際に診ないとわかりませんが）その胸の痛みは、多分、
胸部を走るリンパ管の鬱滞によるものです。腫れたリンパ管、およ
びそれに注ぐはずの筋肉の腫れ（滞り、腫れて固くなる）の痛みで
す。�仝�の前面、上腕骨つけねあたりの皮下に膨れたリンパ管がう
ねうねととぐろを巻くようにあり、押すと痛みませんか。�△気�
に、そこから胸骨（胸の中央にある縦の骨）の中ほどに向かって斜
めに皮膚を探っていくと、索状のものがあり、やはり痛みません
か。
当てはまっていれば、そのリンパ鬱滞を低出力レーザ治療などで
解消すれば、解決します。また少し再発しても、繰り返して、鬱滞
のない状態を実現し続ければ、多分、治ります。
交感神経の、全般的、局所的興奮が関係してるので、自律神経調
整薬、星状神経節治療なども有効かも知れません。ハリ、マッサー
ジ治療も、効くでしょう。
胸郭出口（鎖骨上窩から腋窩にかけて）が症状の中心のようです
が、胸郭出口症候群は、腕神経叢の絞扼による腕のしびれなどが主
症状なので、少し違うように思います。
胸郭出口症候群は、整形外科が窓口です。血管圧迫があるかどうか
は、MRI画像検査にてわかります。血管外科は、あまり向いてない
と思います。
可能であれば、これまでのMRIを借りて（できれば）、当院をご受
診ください。
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