どちらがいいか、まったく同じ条件で比べることはできないの
で、とにかくやってみましょう。
どれくらいで治るか、好転するかは予測はできません。休業して
の場合は、却って悪くなる時期(初期悪化)を経て、症状の「底」
を確認し上り坂の兆しが見えたら、後は大まかに見通しが得られる
かも知れません。
医療側は、できるだけ適切な情報と指針を提供するのが任務で
す。後はご本人の選択です。ただ、明らかに無理な場合は、「ダ
メ」と言うこともあります。
当面は以下のような方針をご提案します。考えてみてください。
勤務はできるだけ、総量も、個別連続時間も、内容的にも、軽減
する。
勤務継続しながらも、心身の緊張をできるだけほぐすこと、オン
オフの切り替えをできるようにする。
ストレッチなどを励行する。
身体症状については、個別にこまめに対処する。
抗うつ剤などで、鎮痛効果のあるものを探す(個人差があるの
で)。
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