くび、肩のコリ、眼精疲労(目が痛い、ドライアイ、しょぼしょぼ、霞
む、焦点が合わなくなる、眼瞼痙攣、まぶしい)、頭痛は、一連のもの
である可能性が大です。
まぶたや、目の周囲、顔面のぴくぴくは筋肉の痙攣です。運動神経は、
いつも実際に動かす命令の寸前の大きさの信号を送っています。組織の
イオン濃度が少しずれると、その信号が過大に増幅され、意図しない動
きにまでなってしまいます。てんかんのけいれんは、脳のレベルから異
常な信号(神経の命令)が出るので、しくみが違います。
組織間液がやや異常になるのは、循環(おもにリンパ管)の鬱滞のため
で、痛み、筋肉のコリ、目の諸症状、頭痛の共通の原因になります。そ
の鬱滞は、循環調節を担当する交感神経の過剰緊張によるもので、さら
にその原因は、精神ストレス、疲労、痛み、睡眠不足、リズムの乱れ、
ホルモン変動(生理)、気候・温度の急激な変化などです。
以上は、普通のひとが経験するレベルの軽い症状についてのもので、も
ちろん、特別の深刻な病気である可能性も、少しあります。
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