多分、同じ右側の腰、臀部、大腿、などに循環不全(リンパ鬱滞)があ
って、そのための違和感または、小刻みな不随意運動が起きてるのだと
思われます。つまり上半身の頸肩腕症候群と似た事態です。だから、同
じ治療原則で、進めてみて、ダメならそれから他の疾患を考えるでも遅
くはありません。
ちなみに、パーキンソン病は、血液検査他での決め手がなく、診断の根
拠は、症状などの状況証拠的なものです。脳の死後解剖によって特異的
な変化を見つけることは可能ですが。
私の仮説ですが、リンパ鬱滞により、筋肉周囲の電解質(イオン)濃度
が狂い、そのために神経筋伝達が病的に過敏になり、結果として強直(
こむら返り)または、小痙攣(ぴくぴく)が起きます。さらに多数の筋
肉を使う複雑な運動(くびや手指)は、わずかな小要素の不具合がシス
テム全体を狂わせて、めだった不随意運動(手のふるえ、痙性斜頚)を
招くようです。それらは、治療時にうまくリンパ鬱滞をほどけばその場
で静まるので、そういう感触をもっています。
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