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診断、再検討? No.[628]
投稿者:じわっ [URL] 投稿時間:2007/05/09 [水曜日] 01:06:56
頚椎症性神経根症は、頚髄(脊髄のくびの部分)に出入りする神経の枝
(神経根)が、変形した骨によって圧迫されている状態です。画像でそ
の様子(または近い傾向)を確認したのでしょう。
ただ、それが症状(くびや肩甲骨の痛み)の原因であるかどうかは、問
題があります。
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神経根圧迫は、多部位で起きることは少ない。
左右と圧迫のある高さ(例、頚椎5/6間、右、など)と症状が起きる身体
部位には、限定された関係があり、それ以外の部位には広がらない。左
に圧迫があるのに右が痛むのはおかしい。
頚椎の画像上の異常は、成人ではありふれていて、その大半は無症状で
ある。他方、くびや肩、背中、肩甲周囲などの痛みもごくありふれてい
る。関係ない場合が多い。
など、書き切れませんが…。
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画像と症状の関係について、診断を再検討(セカンドオピニオン)する
こともひとつです。
神経根症だとしても、2、3ヶ月の安静(頚椎カラー装着も)などが治
療方針です。単純に、右でも左でも、その部位の痛みの治療を目指すの
もひとつです。ハリ治療や、医療機関での注射などもあります。

質問に際しては、年齢、性別をお忘れ無く。また、このようなケースで
は、経過については時間(例、診断・治療から左の痛みがとれるまで、
その後右が痛くなるまで)も極めて重要です。



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