自律神経活動は、交感神経と副交感神経のバランス(拮抗)によって変
動するとされ、食事は、交感神経緊張がやわらぎ、リンパ管鬱滞が軽減
すると考えられます。
過労性、慢性疼痛の諸症状は、リンパ管鬱滞がその実体と考えられます
。朝と夕方にピークがあります。寝てて身体を動かしてなかった朝は、
リンパ管はほぼ受け身的にしか流れないので、しびれ、こわばり、頭重
感などがあります。日中の活動で、筋肉の大量の代謝産物、老廃物が増
える、交感神経が過剰緊張になる、などで夕方は肩、腕、腰など筋肉の
コリ、痛みが強まるという傾向があります。(ちなみに、私個人は、微
量の飲酒でふっと楽になりますが、大量だと翌朝の浮腫みで頭や身体が
重くなります。)
予防としては、楽しい趣味であっても、30分毎などに、小刻みにブレー
クを入れたらいかがでしょうか。肩コリは局所のクセとして、悪循環に
なってるので、積極的治療も必要です。なお、抗炎症鎮痛剤(ロキソニ
ンなど)は、炎症ではない、身体疼痛の治療にはあまり効かないし、長
期に連用はできません。
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