診療相談(くび肩.net) 「投稿の注意」@ホームも見てください


[返信する記事] 削除パスワード:
「関節鳴る、筋肉落ちた」は、まずい。 No.[7]
投稿者:じわっ [URL] 投稿時間:2004/12/10 [金曜日] 17:11:04
「肩が鳴る」のは、頸肩腕症候群の特徴でもあります。それ自体が
苦痛ではないので典型「症状」という言い方はしません。
肩の周囲の筋肉、特に肩関節にへばりつき支えてる小筋肉群の緊張
が行過ぎて、みずから関節をムダにしめつけてる状態です。なぜ鳴
るかについては、サイト上で別に説明します。
このために、腕の動きが悪くなり、代償的に肩甲骨を回す成分が増
え、ひいては頸と肩のこりが進む、ということになります。よっ
て、「結果」というだけでなく、「原因」のひとつでもあります。
 鳴らさないようにする(肩関節を軽くする)訓練があります。こ
れもサイトにのせるべく鋭意努力中ですが、やはり実際に伝授しな
いとわからないかと思います。受診してみてください。

 肩の骨が出たというのは、鎖骨や肩峰、肩甲棘(ふたつとも肩甲
骨の突起)などが皮膚表面に見えるまたは触りやすくなったという
ことでしょう。これは、痛みが続くと、食欲低下、局所的にも動か
さない、血流(栄養)低下があり、筋肉がやせ細ってきたためでし
ょう。これも重症の頸肩腕症候群や反射性交感神経ジストロフィー
ではよくある症状です。体重減少がなければ全身的なことではなく
局所的におきてることになります。局所的計測、写真(裸の写真は
なかなか普通はないですね)などがあれば確実なデータになります
が、自分だけの印象でも、かなりはっきりしてるのでしょうか。
 一般に、頸肩腕症候群には、トレーニングは薦めておりません
が、肩が特に痩せた、肩関節の動きがぎくしゃくすると、さらに局
所的こり痛みを悪化するので、薄いゴムベルト(セラバンド)を使
った軽いトレーニングメニューを薦めています。

(上記ご質問は、脊柱管狭窄症、変形性頸椎症、または頸肩腕症候
群、胸郭出口症候群、疑い、の方からのメールにあったものです。
おことわりして、ここにのせます。)




お名前:
メール:
URL:
タイトル:
コメント:
削除パスワード:半角英数4文字以上
文字色: