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筋硬結と筋肉の疼痛 No.[757]
投稿者:渡辺譲二 投稿時間:2009/01/06 [火曜日] 08:25:32
筋肉がかたくしこり状になってるものを「筋硬結」とよびますが、その
実態が何であるかは、はっきりしてません。私の解釈は、それもリンパ
鬱滞そのものです。筋肉は、最小単位の筋細胞(肉眼では見えない)、
それを束ねたもの(コンビーフ缶などで見えるミリ程度の)、小分けに
した中ぐらいの束…、さらに○○筋とよばれる太い塊と、多重に袋に収
まってます。それらは、水分の排出が悪い(リンパ鬱滞、静脈鬱滞)と
、空気圧の高いタイヤの様に固くなります。よって、やはりリンパ鬱滞
解消が本質的解決法です。ただし医学界一般的には筋肉の中に変質・変
性(傷の痕がケロイドになるように)が起きてると解釈してます。それ
は数か月、数年も残る筈で、治療がうまくいった時に、その場でみるみ
る柔らかくなることを説明できません。瞬時にガチガチになることも解
釈できません。
また、筋肉や脳は、いかにも「痛みのもと」のようなイメージがありま
すが、筋肉・神経組織そのものは、痛みを感じることができません。
筋肉の束を包む「筋膜」の過剰な進展や、血管・リンパ管の腫れで脈管
壁の過剰な進展で、そこに分布するセンサーを刺激するのが痛みの出発
点です。浮き袋の空気出口を開き、そこに向かってうまくさすらないと
、いつまでもしぼんでくれないように、マッサージなどの治療は上手く
やらないと、結果的に、鬱滞を解決せずに、筋膜をムリに過伸展・刺激
するだけ、流れの改善が部分的に終わり組織の水分が増えるだけ、つま
り症状悪化になることがあります(もみ返し)。やり方・結果の善し悪
しは、半日・一日後にわかるもので、それで反省・修正すれば良いかと
思います。温め、入浴、ストレッチ、軽い運動などが、より無難です。



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