当院でできること、かつ、お勧めするのは、数回の治療(低出力レーザ
ー治療他)を受けてみることです。症状改善があれば治癒・改善可能な
状態である(あった)ことがわかります。その先は、状態、通院条件、
生活・仕事の状況などに応じて治療計画を再考すれば良いでしょう。ま
ったく改善が無く、症状が進行するようであれば、当初の診断通りかも
知れません。
診察して、「そうかも知れない/ 違うのではないか」、という印象を述
べてもあまり意味がありません。数ヶ月以上続き、少しずつ悪化してい
る症状は、治療しなければ、今後も自然には改善しないかもしれないか
らです。一般的通念での「セカンドオピニオン」をという、期待には応
えられないかと思います。
************************
大学病院、神経内科で診断されたのであれば、その通りかも知れません
。
「MRI、脊髄液、針筋電図検査」のうち、前2つは他の病気ではない
ことが確認されるだけです。
力が入らない、うまく動かないなどの症状は、当院で多数診てる頸肩腕
症候群などの慢性疲労性疾患ではとても多い症状で、筋肉のぴくぴくも
少なくはありません。
《 「ALS」ではありません 》というページや、この前の質問への回答
(No.[954])にも書いたように、ALSは、確定診断も、否定も決め手が無
く、かなり進行してから結果的にわかる、しかも早期診断・治療に実際
的意義が少ないというやっかいな病気です。
|