めめさん(女性?)、やや情報不足です。年齢、生活・職業的背景など
があるともっとわかることも多いでしょう。
レントゲン検査は頸部も、でしょうか。
骨以外の、神経、筋肉、腱、椎間板などの様子が細かい断面で見えるMR
Iで、頸椎関連の異常あるなしの診断をしたほうが良いかも知れません。
症状は、わきの下、くび、肩甲骨周囲、背中、前の胸壁などの疼痛で、
上記疾患や線維筋痛症なとが考えられます。この種の痛みを持つひとは
とても多いのですが、進行性でない、生命に関わらない、などの理由で
、残念なことに、研究、実際の医療がとても貧困です。
頸椎症、椎間板ヘルニアなどであれば、数ヶ月おとなしくしていれば、
たいてい症状は激減します。それ以外の慢性のものは、過労・ストレス
、外傷、何らかの手術、加齢、などによって、「交感神経の過緊張(全
身または局所)⇒リンパ管鬱滞⇒筋肉の腫れ⇒疼痛⇒交感神経緊張 …
(繰り返し)」が起きて、これが維持されるものです(ただし私の独
断的な仮説かも)。
前述の視点での診断と治療(症状は、少なくとも改善します)をできま
すので、当院をご受診ください。不可能ならば、ハリ治療を受けるなど
してください。念のため、MRIで頸椎の様子を確認、血液検査では特に自
己免疫疾患の可能性検討、などをするも良いかと思います。
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