頸肩腕症候群、腰痛、線維筋痛症などで重症で広範囲の慢性疼痛では、
微熱は良くある症状です。他、冷え、ほてり、発汗異常などの症状も含
め、自律神経機能の不調だと思われます。
37.5度以下は良くあり、まれに38度台、39度近くの熱がたびたび出るこ
ともあります。医学常識ではそこまで高くなるには感染やホルモン異常
などの原因があると考え、希少なウィルス感染などを追究する専門機関
があり、過去に何人かに受けていただいたことがありますが、結局「不
明熱」のままとなりました。それらの症例も含め、慢性疼痛の症状全体
が改善するとともに、起きなくなります。
「治療の反応」というよりは、悪い状態そのものかと思います。現在出
しているようなクスリの副作用も考えにくいと思います。
なお、細菌、ウィルス感染の可能性もあるので、白血球、C反応性タンパ
ク（CRP）、血沈などを調べることもあります。
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