12.15アスベスト患者と家族の会の政府交渉があり、参加しまし
た。中皮腫患者・家族が中心です。
ご主人が結婚前の若い頃 電工で石綿を吸い、数十年後に発症
した場合、遺族補償年金の額が低すぎます。労災の時効にかかっ
た遺族に年240万円支払う法案が作られましたが、それよりはるか
に低い。
内閣府側は、まず救済なので、労災や公害法のように因果関係
は未確定で、とりあえずお金を出すと。そうすると、尼崎のクボ
タのように周辺住民の石綿がんは、疫学的にすでに明らかですか
ら、救済と別に補償しなければなりません。
労災以外の石綿被害者について、救済法だけでは不十分で、最
低限度の補償まで運動を続けるべきです。
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