原子力発電所は,安全性が確認されないままに進められていま
す.9条の会の大江健三郎さんの小説からも,反核・反原発への強
い意思を感じ取れます.
原発関連労働者が白血病になると労災認定されます.放射線の
発がん性はよく知られているとおりです.
長尾さんというかたが多発性骨髄腫になり,関西労働者安全セ
ンターや横浜シティユニオンなどの尽力により労災認定されまし
た.厚生労働省は特別の検討会を開き,多発性骨髄腫については
じめて認めたのです.
ところが,東京電力などは因果関係を認めません.秘密主義も
変わりません.本当に安全なのかデータを公開し,原発をやめる
のか続けるのか,民主的に決めるべきです.
東電相手の裁判が東京地裁で行われていますので,ぜひ傍聴し
て下さい.2月25日に弁論が行われ,書面のやり取りがされまし
た.次回4月22日金曜日10:30東京地裁527号法廷です.
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