労災職業病で正しい原因の解明,治療方針の確立は大事です.
主治医が正しいとは限りません.誤診のために長年被災者が苦し
むことがあります.現に私の妻も公務災害傷病で,誤診と医師に
よる性犯罪のために塗炭の苦しみにありました.
しかし,主治医が正確な診断を行ったのに,行政や裁判所がそ
れを認めないことがあります.頸肩腕障害は整形外科・内科・精
神科でぜんぜんわからず,しばぞの・大門の渡辺譲二医師,新小
岩わたなべクリニックの渡辺靖之医師,ひまわり診療所の平野敏
夫医師,三橋徹医師(東京の場合)から職業性頸肩腕障害と診断さ
れ,患者がやっと安心して療養できる状況だったりします.
それなのに,監督署は補償打ち切りを策して受診命令を出して
きました.しかし,受診命令に対する審査請求(労働局監察官に対
し)でたたかったところ,このほど監督署が受診命令を撤回してき
ました.
過去に国会で受診命令の乱発が戒める決議が出されましたが,
労働者のたたかいの歴史を踏まえ,被災労働者の人権を守らねば
なりません.党派の系列にとらわれない団結を強く呼びかけま
す.
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