日航の客室乗務員の労働条件は過酷で、腰痛(災害性、過労性)などの
労災事故、重大傷病が多発しています。
2005年度の労災課長は、補償を打ち切るための聴き取りで、被災者に
『補償に甘えている』とか『主治医が症状固定にしない』とかの暴言を
吐き、乱暴に補償を打ち切りました(06年2月など)。不服審査したら補償
を回収するという暴言のとおり、症状固定以前の休業補償を不支給にさ
れたかたもいます。
私が代理人で補償打ち切りに対する不服審査をしているかたもいます
が、2005年度に打ち切られたかたについて、半年前の主治医意見しかな
く、千葉労働局の医師(局医)意見を取らずに、症状固定にしていると推
測されます。症状固定というのは医学的判断ですので、主治医が療養継
続と診断しているのに、事務官が独断で打ち切ることは許されません。
厚生労働省の適正給付管理通達がありますが、そこにも長期療養者で疑
義あるものについては局医意見をとる手続きが明記されており、成田の
打ち切りは軒並み法令通達違反だと思われます。
組合に対し、労働局は謝罪し、暴言課長の処分を約束しましたが、私
がそれにかかわる文書の情報公開を請求したら、まだ文書がまとまらず
、文書は不存在だと逃げています。大臣の更迭とともに、日航労働者切
捨て問題の総括を迫りたいと思います。
つきましては、昨年度打ち切られたかたで問題にしたいかたは、私の
mailまでご連絡ください。
spkg3wa@festa.ocn.ne.jp
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