労災申請をすると，請求人の申立て，労働基準監視区所からの
本人への聞き取り，会社への文書依頼，主治医への意見書依頼な
どの調査が行われます．
　そして，最後に労働局の局医の判断をあおぎます．過労死事案
では，労働局によって全数監督署からの労働局協議をしていると
ころもあります．
　局医が専門性・公正性を備えているか疑問があることも多々あ
ります．情報公開の中で，安全センターの仲間が局医の氏名を公
開させています．
　神奈川の局医は2002年現在について，神奈川労災職業病センタ
ーの機関誌2002年10月号に掲げられています．このたび2005年現
在のものが公開されました。
http://www.joshrc.org/~open/files/20050104-001.pdf
　安全センターの情報公開推進局が明らかにさせてくれました．
多少変更されています．昭和40年代からずっと同じ医師が担当し
ていたりということもあります．
　どんな人が局医なのか，主治医の意見を尊重してきちんと仕事
しているのか監視が必要です．