労働運動について、田村さんの二つの功績を言える。
1994年から神奈川の建設労働者のアスベスト肺がんなど労災認定が進
む中、それを知って石播造船活動家のアスベスト『がん』の認定運動が
始まり、石綿肺の認定に取り組み、クボタショックの前から試行錯誤し
ていたことが一つ。もう一つは、偽装請負問題の前から、建設労働者の
労働者性を認めさせ、労災認定を勝ち取る労災審査官決定を引き出した
こと。
毎日新聞に『国会議員の秘書時代には法案の分析や立案に奔走。アス
ベスト被害の実態を自ら調査し、質問主意書を作成した。「アスベスト
は至るところで使われており、大問題だと感じた」と話す。質問から間
もなく社会問題化し、国がアスベストの使用を禁止。大問題に先べんを
付けた手腕を、志位和夫委員長は「当選すれば即戦力」と期待する。』
と報じられた。
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