造船労働者の肺がんを棄却した、審査会の井上委員。 石綿所見である胸膜肥厚斑について、典型プラークだけでなく、非典 型・最低限プラークについても評価しなければならないのに、審査会を それを読むことができないのです。 また、石綿小体も乾燥肺1gあたり700本を超え、厚生労働省からは100 0本にとらわれず判断するよう指示されているのに、それについても否定 しています。 棄却の結論ありきで、ろくに専門性もなく、被災者・家族を切り捨て る審査会は改革しなければなりません。