控訴審でようやく労災になったかたの休業補償がまとめて支給される
と、その総額は、労働保険審査会の審査員の半年分に過ぎません。審査
員が、まじめに被災者の傷病の正しい原因を究明したかというと、断然
否です。
審査員は天下りだったり、専門性のない医者だったりしますが、被災
者の休業補償10年分くらいを年俸で出すなんておかしいと思います。審
査員の報酬は、被災者の生活実態とかけ離れたものを与えるべきでない
。
監督署は労災病院に鑑定させますが、労災にならないようにしている
みたい。労災病院には、少数の立派な先生がいますが、大勢は違うよう
です。
審査官は、何もしない。審査会は、高い報酬を得て、切り捨てる。地
方裁判所は、因果関係に触れて、控訴審でひっくり返す足がかりをくれ
ました。
最近、審査会は公開審理まで3ヶ月を平気で越えて被災者を待たせ続け
ているのに、公開審理後に被災者が新たに意見を出す期限を厳しくしよ
うとします。ろくに仕事もしない、被災者をことごとく切り捨てる、そ
れなのに被災者側には厳しい、盗人猛々しいやからです。
労災における役人天国を、選挙で叩き潰したいものです。
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